ハリル監督自信満々の裏で…日本代表が抱える“頭痛の種”
「右サイドバックのレギュラーDF内田篤人(27)はケガが長引き、今回はメンバーから外れた。酒井宏樹(25)、酒井高徳(24)のドイツ組が右SBのポジションを争う形だが、2人ともパッとせず、日本のアキレス腱となっている。国内組に目ぼしい選手もおらず、指揮官は『高徳以上の選手が(国内に)いれば、明日にでも招集したい』という言い回しをしながら、右SBの人材不足を嘆いている」
高評価しているGK川島についても頭を悩ませている。ベルギーでプレーしていた川島は昨季途中から出番を失い、5月中に「今季で退団」を表明。「欧州内で移籍先を探す」と話している。
「昨年来、セリエA名門ユベントス移籍の噂も流れたが、32歳という年齢からいっても世界的な強豪から声が掛かるハズもなく、移籍先はかなり難航しそうだし、決まったとしてもレギュラーになれる保証はない。ハリルホジッチ監督は『所属クラブで試合に出ていない選手は呼ばない』と話しており、川島ひとりを例外扱いするワケにもいかない。今回の招集が最後となる可能性も十分にある」(前出の関係者)
ドイツ中堅マインツ移籍を表明したばかりのFW武藤は、ピッチ外でトラブルを抱えているという説も。