親指ケガ響き朴仁妃予選落ち 韓国リオ五輪代表が大激戦に
【全米女子プロ選手権】
今大会3連覇中の朴仁妃(27)がおかしい。初日は前半アウト2アンダーから、後半に3ボギーと崩れて1オーバー20位タイ。
2日目は1バーディー、7ボギー、1ダブルボギーの79で、通算9オーバーとメタメタで予選落ち。2メートル足らずのショートパットを外すなど、メジャー7勝、世界ランク2位らしからぬお粗末なプレーが目立った。
実は左手親指を負傷、テーピングしてプレーしており体調が万全ではないのだ。直近2試合は棄権しており、4月のロッテ選手権からまともに4日間プレーしていない。
今大会は1ラウンド終了時点でLPGA殿堂入りの要件を満たすため、強行出場したのではないかともみられている。
だから、リオ五輪代表は、韓国女子の1番手につけながらこの日は慎重な言葉が出た。
「今の状態ならプレーできる。リオ五輪まで2カ月もあるので判断するのは難しい。他の選手が私よりもその時点でいいプレーをすると思えば、その選手が出場するべき」