来年5月処分解除 “闇カジノ”桃田バド代表復帰に高い壁

公開日: 更新日:

 わずか1年足らずで戦列復帰することになる。

 今年4月に違法カジノに手を染めたことが発覚し、日本バドミントン協会から無期限の資格停止処分を科された男子シングルス元世界ランキング2位の桃田賢斗(22)。社会奉仕活動に積極的に携わるなど反省の色が見えることから、早ければ来年5月にも処分が解除されるという。

 バドミントンの五輪日本代表は、その年の5月の世界ランキングに基づいて決まる。桃田が20年の東京五輪に出場するためには、日本代表に復帰してスーパーシリーズなどの国際大会でポイントを稼ぎランキング上位に入る必要がある。

“一兵卒”から出直す桃田はまずナショナルチームのA代表入りを目指すが、元世界ランク2位といえども代表復帰は容易ではない。日本協会が定める代表選考基準(シングルス男女各4人)は「全日本総合選手権2位以内」「日本ランキング1位」「強化本部推薦」の3つ。日本協会は原則として日本代表を目指す選手には、毎年12月(今年は11月29日開幕)の全日本総合への出場を義務付けているため、桃田の来年の代表入りの望みは事実上、絶たれた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇