バド代表早川「ムカつく」 桃田の違法賭博でトバッチリ
男女で複数のメダル獲得が期待されるバドミントン代表が19日、都内で行っている最終合宿を公開。女子シングルス奥原希望(21)、ダブルス高橋礼華(26)、松友美佐紀(24)組らが男子選手を相手に汗を流した。
4月に世間を騒がせた現役日本代表選手による闇カジノ問題。金メダル候補だった桃田賢斗(21)らの愚行は、リオ五輪代表選手に暗い影を落としているどころか、今では強烈な発奮材料になっているという。
中でも、悪化した競技イメージ回復に躍起になっているのが、男子ダブルスの早川賢一(30)、遠藤大由(29)ペア。桃田の一件があって以来、何かととばっちりを食ってきた。知人などに「五輪出場が決まった」と報告すると、シングルスとダブルスの種目の違いを理解している人が少ないからだろう、「桃田が出られないから代わりに出るの?」と聞かれるのは珍しくないそうだ。
海外遠征の際にはこんなことがあった。空港で「JAPAN」と入った日本代表ジャージーを着て搭乗を待っていると、一般の旅行客から「何の競技ですか?」と聞かれ、「バドミントンです」と答えると「あの桃田の」と白い目で見られることもあったという。