レスターがCL8強も…先発の岡崎慎司がレベル低下露呈

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 日本代表FW岡崎慎司が所属する英プレミアリーグのレスターが、地元での欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦第2レグ(日本時間15日午前4時45分開始)でスペインの強豪セビリアに2-0で快勝。2試合合計スコアを3-2としてベスト8進出を決めた。

 勝負の分かれ目は後半74分、セビリアMFナスリの退場劇。レスターFWヴァーディとの小競り合いから2枚目のイエローカードを受け、退場処分となった。カッとしやすい技巧派MFがいなくなり、これもレスターのベスト8進出を強力にプッシュした格好だ。

 試合後、先発して後半19分までプレーした岡崎も、歓喜の輪に加わって喜びを爆発させたが、プレーの出来栄えはイマイチだった。前半10分の反転シュート、後半8分の右足シュートはいずれも相手DFを直撃。いつものようにエネルギッシュに走り回って攻守に奔走したが、マイボールをあっけなく奪われたり、シュートを打つ前に体勢を崩してみたり、このところ明らかにレベルダウンしたと言われても反論できないだろう。

「MF本田が代表から外れる――という報道がイタリアであったが、完全にベンチ要員の本田とは違い、レスターでそれなりの出場機会を得ている岡崎が、23日のUAE戦から再開されるW杯最終予選メンバーから外れることはないだろうが、ハリルホジッチ監督の《代表FWの序列》は、進境著しいFW大迫と原口のドイツ組が、岡崎を上回っているといわれています」(サッカー関係者)

 それだけに桧舞台の欧州CLで結果を残し、ハリル監督にアピールしたかったところ。不発に終わり、勝利の喜びも半分といったところか。

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