“リンクス”全米OP2位に自信も 松山を待ち受ける英国の罠

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 T・ウッズは00年の全英(セントアンドルーズ)で、当時の大会史上最少となる19アンダーで優勝。史上5人目のグランドスラムを達成した。この時、ウッズはアイアンで低いフェードボールを駆使、115個もあるバンカーに一度も入れずに「一人旅」となった。

■田原紘プロ「オーバーワーク懸念」

 98年から00年まで欧州シニアツアーに参戦した田原紘プロは、「もちろん松山には頑張って欲しいですが……」と前置きし、こう続ける。

「松山本人も語っていたように、全米オープンは4日間のうち2日間しかいいプレーができなかった。一方で、最終日に猛攻を見せて自己ベストの2位に食い込んだことは自信になったでしょう。松山は大会中、ホールアウト後もドライビングレンジに遅くまで残り、黙々と練習を重ねて、それが成果として出た。すると、練習がさらにおもしろくなり、今後はトレーニングにもこれまで以上に熱が入るでしょう。これが心配。オーバーワークが懸念されるのです。今はジョンソン、マキロイ、デイ、スピースといった世界のトップが不調でメジャーに勝つチャンスがあるのですから、なおさらです。それで疲労をためなければいいのですが……」

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