ボクシング相撲で記録達成 白鵬“勝てば官軍”に好角家苦言
かつての白鵬は、盤石の横綱相撲を取っていた。それが体力の衰えと共に、相撲内容も下品に。立ち合いのエルボー、張り差しなど、「勝てば官軍」と言わんばかり。ダメ押しが問題になったことも数え切れない。
粗暴な取り口に閉口したのか、中継するNHKのアナウンサーでさえ、「横綱の相撲というものもありますが……」と言いかけ、その後の言葉をのみ込んだほどだ。
支度部屋では、「昨年はケガで苦しんだ時期もあった。うれしさがひと味もふた味も違う」と話した白鵬。この日、これまで消極的だった日本国籍取得にも前向きになっていることが明らかになったが、親方になっても汚い相撲を弟子に叩き込むことになりそうだ。