無免許で追突事故の大砂嵐 “無断結婚”で師匠激怒の過去も
「性格は大ざっぱというか、いい加減。力士は外出時の浴衣か着物姿が義務付けられているのに、大砂嵐は『別にいいでしょ』と、普段着で出かけてしまう。それでも大嶽親方(元十両大竜)の目の前では襟を正すが、いなくなるや途端に羽を伸ばしていたと聞く」
もっとも、ここ最近は親方との仲も断絶していたという。
「大砂嵐は日本に彼女がいながら、16年6月に帰国中、同郷の女性と結婚。これが今の奥さんです。さらに結婚そのものも、師匠には事後報告でしたからね。大嶽親方は優しい人だが、故・大鵬さんの弟子なので、しつけや礼儀といったことには非常に厳しい。常々注意してきたのに結婚まで無断とあって大激怒。『もうあんなヤツ知らん!』と会話すらしなくなった。今回、長野県で事故を起こしたことはおろか、車で遠出したことすら大嶽さんは知らなかったそうです」(前出の親方)
22日に行った会見では、弁護士が「車を運転していたのは奥さん。妊娠中だったため、大砂嵐がかばった」と説明したが、すでに警察の調査でウソがバレている。
遠出の理由は「エジプト生まれの妻に、日本の雪山を見せたかった」という大砂嵐。
事件発覚翌日の昨22日、東京には雪が降り積もった。皮肉である。