鶴竜が貴景勝を一蹴 貴乃花親方vs白鵬の“代理戦争”が勃発

公開日: 更新日:

 横綱の、そしてモンゴル人力士の意地をここぞとばかりに見せつけた。

 初日から2連勝と上々の滑り出しを見せている横綱鶴竜(32)。1月場所2日目の15日は新三役の貴景勝(21)と対戦し、文字通り一蹴した。

 175センチと自身より10センチ以上低い相手に対し、鶴竜も低い立ち合いから強烈なぶちかまし。両者の頭が激突するや、鶴竜は顔面を紅潮させ、強烈な突き、押しを繰り出した。猛攻で上体を起こされた貴景勝は苦し紛れのはたきを見せるも、鶴竜は意に介さず。流れのまま、一気に押し出した。

「自分の相撲をしっかり取れた感じ。初心を思い出していかないとね。前に出る相撲? そうですね」

 とは、支度部屋でご機嫌の鶴竜。押し相撲を得意とする相手のお株を奪い、怒涛の攻めでつけいる隙を与えなかった。

■将来の理事長の座をめぐって……

 鶴竜は今場所が崖っぷちだ。昨年は4場所連続休場。師匠の井筒親方(元関脇逆鉾)はかねて「次に出る場所で進退をかける」と話しており、今場所の成績次第では引退もあり得る。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース