新谷仁美直撃<4>マラソンに挑戦する気はありますか?

公開日: 更新日:

新谷仁美(東京五輪 女子長距離代表候補、32歳)

 日本実業団陸上競技連合は、東京五輪マラソンで日の丸を揚げることを願い、マラソンの日本記録に1億円のボーナスを出す制度(今年3月終了)を設け、設楽悠太大迫傑が手にして話題を呼んだ。プロランナーの新谷は、この制度をどう見ていたのか。

  ◇  ◇  ◇

 ――マラソンの1億円ボーナスについてはどのように見ていましたか。

「羨ましかったですね。休日に服を見に行くのが好きですが、服を買うのも、家を買うのも、生きていくにもお金は必要です。単純にお金のことだけを考えれば、マラソンに行きたいと思いましたね。マラソンに懸けていくというのもひとつの手ですが、トラック種目に比べて駅伝やマラソンの魅力を伝える人はたくさんいます。私は企業やスポンサーの方と話が合致したので、トラックの長距離選手として発信していきたいです」

 ――でも、日本のトラック種目はマラソンに比べてメジャーではない。国際大会で結果も出ていませんね。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  3. 3

    「おむすび」は朝ドラ歴代ワースト視聴率濃厚…NHKは橋本環奈で何を見誤ったのか?

  4. 4

    “レジェンドアナ”近藤サトが明かしたフジテレビアナウンス室の実態

  5. 5

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  1. 6

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  2. 7

    テレ朝の名物社員「ナスD」パワハラ&経費不適切使用→懲戒処分が示したテレビのヤバイ昭和体質

  3. 8

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 9

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  5. 10

    兵庫県パワハラ知事は第三者委の「違法」指摘にも居直り反省ゼロ…維新・吉村代表に問われる「製造責任」