渋野から消えた爆発力 メジャー開幕戦はイーブンパー発進
【ANAインスピレーション】第1日
渋野日向子(22)は現地時間1日の7時32分からイン発進。微風の絶好条件だったが、2バーディー、2ボギーの49位タイとスコアを伸ばせなかった。
前半11番パー5で1・5メートルを沈めてバーディー先行も、17番パー3はティーショットが右バンカーにつかまり目玉。2打目は4メートルと寄らずに2パットボギー。続く会場名物の18番パー5はレイアップして3打目を1・5メートルにつけるも、バーディーパットはカップにけられてしまう。
折り返して2番パー5で2つ目のバーディーを奪ったが、5番パー3は奥ラフからのアプローチをミスしてボギーだった。
「気持ちはアンダーで上がりたかった。ティーショットはフェアウエーキープが高く、大きなミスがなかった」(渋野)
初日のフェアウエー外しは2ホールだが、ドライバー飛距離は266ヤード。4バーディー(1ボギー)を奪い、8位タイだった笹生優花(19)は288ヤード。パー5で果敢に2オンを狙った笹生のような勢いは、渋野のゴルフには見られなかった。