小柄な西村優菜が大きな存在感 ショートウッドを味方に雨天の洋芝を攻略

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【ニッポンハムレディスクラシック】第1日

 コースは不慣れな粘っこい洋芝。しかも雨天でドライバーショットのランはほとんど出ない。6763ヤードは国内ツアー史上最長で、多くの選手が「コースが長い、しんどい」と漏らしたこの日。5アンダーで首位に立った堀琴音(25)に1打差の2位タイにつけた西村優菜(20)もその一人だ。

「雨だったのですごく(コースが)長く感じました。ウッドを持ってセカンドを打たないといけないところをうまく集中して打てたかなと思います」(西村)

 西村は身長150センチ。女子プロの中でもかなり小柄だ。ドライバー飛距離は約230ヤード。飛ばし屋ではないので、第2打ではウッドが武器になっている。この日も3、5、7、9番ウッドを多用した。

「ショートウッドだったら他の飛ぶ選手のアイアンに負けないぞ、という気持ちで練習して自分の中では自信があるので、他のことに意識せず無意識の状態でスイングできているんじゃないかなと思います」という西村。

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