松山英樹コロナ感染で全英OP出場は?対策は米国以上に厳格

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 新型コロナウイルス感染で、米ゴルフ「ロケットモーゲージ・クラシック」の大会途中に棄権した松山英樹(29)の今後が注目されている。マネジメント会社の発表によれば、「初日を終えたあたりから、喉の痛み、頭痛、吐き気を感じた」そうで、フロリダの自宅で静養している現在も「頭痛と倦怠感の症状がある」という。15日開幕の全英オープン(ロイヤル・セントジョージズGC)に間に合うか、微妙なところだ。

 コロナ感染で思い出すのは、6月の全米オープンを制したJ.ラーム(26)だ。全米2週間前のメモリアル・トーナメント3日目終了後、コロナ検査で陽性と判定され、2位に6打差の首位につけながら途中棄権した。ラームの例があるだけに、「松山も全英に出られるはず」と期待するファンも多いだろうが、簡単な話ではない。

 コロナの症状は個人差があり、松山の頭痛や倦怠感がいつまで続くのかわからない。今後2、3日で回復しても、最初に症状が出てから10日間以内に2回の陰性が証明されなければ練習再開や試合出場は認められない。

 しかし、それはあくまで米PGAツアーの規則だ。変異ウイルスの感染が拡大している英国の対策は米国以上に厳しく、昨年コロナで中止になったウィンブルドンテニスや全英オープンの出場選手からは反発の声が多数出ているほど。ツアー関係者が言う。

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