不振の渋野日向子だが…1対1のマッチプレーデビューであるか25歳の「初体験」
うれしい「初体験」までいくか。
「Tモバイルマッチプレー」(米ネバダ州・シャドークリークGC=6804ヤード、パー72)が現地3日に開幕。昨年まで古江彩佳(23)が2年連続2位の大会だ。
ゴルフの原点といわれる「マッチプレー」は通常のストロークプレーと違い、1対1で各ホールの勝ち負けを競うもの。
そのホールでOBを打って「大たたき」しても1ホールの負けですむ。最終的に勝利したホール数の多い方が勝つ試合形式だ。いわゆるパットの「OK」(コンシード)を出す、出さないを告げるタイミングなど、観戦する上では両者の心理戦もおもしろい。
古江は安定したプレーでパット巧者。集中力が持続し、メンタルの浮き沈みも少ない。マッチプレーで結果を残しているのは納得だが、この大会に米ツアー3年目の渋野日向子(25)が初めて出場する。
昨年までは初日からグループリーグでマッチプレーの総当たり戦を行い、グループ1位がベスト16の決勝トーナメントに進んだが、今年から試合形式が変更された。