広島
-
4番の重圧は全否定も…広島・誠也が打撃低迷の胸中を激白
交流戦が終わっても苦戦の続く広島。昨季まで他球団をビビらせた打線が沈黙。中でも深刻なのが主砲の鈴木誠也(24)だ。 交流戦では打率.238、本塁打3。鈴木は自身の現状について「今はとことん悪い。悪いところは分かっているけど、...
-
広島・大瀬良 佐々岡コーチが指摘する“大乱調”の要因は2つ
交流戦は最下位と苦戦を強いられた広島。28日に再開したリーグ戦初戦は、DeNA相手に5本塁打を浴びて13失点の大敗を喫した。 広島は交流戦が始まった2005年以降、リーグ戦再開初戦は5連勝中だったが、この日先発した大瀬良大地...
-
延長十回に9失点…広島の交流戦最下位はベンチの自業自得
見るも無残な9失点だった。 この日のオリックス戦。0―0で迎えた十回表、広島を悲劇が襲った。 4番手の菊池保が2死二、三塁までこぎつけたものの、大城に二塁打、小田に三塁打、中川に二塁打、安達に三塁打と4連続長打を浴び...
-
広島・小園が初打席初安打 恩師が明かす勝負強さの“原点”
「本当にうれしい限りです。こんなチャンスはなかなかない。チームが苦しい状態なので、流れを変えて欲しいと思いますね」 こう言ったのは、報徳学園(兵庫)の大角健二監督(39)。教え子で、広島のドラフト1位ルーキー、小園海斗(19)...
-
広島・中村奨 実戦復帰初戦で頭部死球の踏んだり蹴ったり
単なる不運で片付けていいものか。 18日、広島の高卒2年目捕手、中村奨成(20)が二軍戦で左側頭部に死球を食らい、負傷退場となった。 場所は鳴尾浜球場。これだけ聞けば、藤浪の被害者がまたひとり……と思いがちだが、そう...
-
交流戦で大苦戦 カープ打線沈黙と“勝負されない4番”が元凶
首位とは思えない苦戦を強いられている。 交流戦も終盤戦に差しかかる中、セ・リーグ首位の広島が最下位に沈んでいる。「パ高セ低」が通説とされるが、巨人(8勝4敗)とDeNA(6勝5敗1分け)はここまで勝ち越し。一方、広島は3勝7...
-
広島新守護神フランスア 圧巻初Sも指揮官は「中崎待ち」?
1点リードで迎えた最終回。いつもなら、広島ファンの胃がキリキリする点差だが、9日のソフトバンク戦は違った。“新守護神”の名前がコールされると、マツダスタジアムは大歓声。その期待に応えて、左腕のフランスア(25)が圧巻の投球を見せた。...
-
連続安打27止まりも 広島西川は定位置確保が打撃への良薬
広島の西川龍馬(24)が6日の西武戦に「5番・左翼」で出場。1打席目に痛烈な右犠飛を放ち、1打点は挙げたものの、3打数無安打に終わり、「令和」が始まった5月1日の阪神戦から続いていた連続安打が27試合でストップした。更新が期待された...
-
広島・田中広輔やっと打率2割…もがき苦しんだ2カ月を吐露
屈辱の1割台を脱出した。 開幕から打撃低迷にあえいでいる広島の田中広輔(29)。4月には27打席無安打と不振を極めた時期もあった。球場のスターティングメンバーの中で表示される1割台の打率がその深刻さを物語っていた。 ...
-
よぎる昨季の大苦戦…広島の交流戦は緒方監督の“辛抱”次第
1年前は苦戦した。 リーグ3連覇を果たし、今季も首位を独走し始めた広島。開幕直後の低迷も今は昔、2位の阪神には4ゲームの差をつけている。そんな広島も、昨季は交流戦で7勝11敗と負け越して10位。シーズン4位に終わったオリック...
-
広島セV4へまた一歩 中崎からフランスアへ守護神“配転”
広島の守護神・中崎翔太(26)が2日の阪神戦で、2点ビハインドの九回に登板した。1安打1四球に自らの失策も絡み、2死二、三塁のピンチを招いたものの、何とか無失点で切り抜けた。 5月31日の阪神戦で1点リードの九回に1点を失い...
-
日ハム輝星の一軍デビューは思い出の甲子園か本拠地札幌か
もう心配はなさそうだ。 26日、日本ハムの吉田輝星(18)が西武二軍戦に2番手で登板。四回から2イニングを投げ、1安打無失点の好投。最速147キロをマークし、四球はゼロだった。 17日のDeNA戦はウイルス性胃腸炎に...
-
菊池涼介が証言 広島浮上は4.17G丸弾で“尻に火”がきっかけ
広島の連勝は11でストップした。 26日の巨人戦。同点の八回に巨人・重信に犠飛を許し、接戦を落とした。それでも敵地での首位攻防戦は2勝1敗と勝ち越し。2ゲーム差で首位をキープする。この日も3点差から代打・長野の適時打で一時同...
-
3年前の因縁再び「広島誠也VS巨人坂本」セ3冠のし烈な争い
広島の鈴木誠也(24)が24日の巨人戦で豪快な一発を放った。 初回、坂本勇人(30)がリーグトップに並ぶ14号で巨人が先制。しかし、直後の二回、今度は鈴木がヤングマンの初球をセンター右へ14号同点ソロを叩き込んだ。鈴木はこれ...
-
広島8連勝で単独首位 OB投手も成果指摘の「佐々岡式」とは
あっという間に“定位置”へ座った。 21日、広島が8連勝で単独首位に浮上。昨季まで3連覇ながら1カ月前までは最下位を独走していたが、開幕44試合目でトップに立った。チーム防御率は12球団トップの3.02。数年前からの課題で、...
-
“投壊カープ”がいつの間にか防御率リーグトップの紆余曲折
不安定な投手陣。リーグ3連覇を達成した広島の以前からの課題だった。最下位にあえいでいた開幕1カ月はその懸念材料が露呈していたが、ここにきて大きく改善されてきた。 14日現在、チーム防御率はリーグトップの3.21。155失点は...
-
戦力不足に低年俸でも…ヤクルトが巨人と首位を争える秘密
巨人と首位争いをしている2位ヤクルトは今月に入り離脱者が続出している。3日にバレンティンがコンディション不良、10日に青木が体調不良で離脱。12日には山田哲が上半身の違和感でスタメンを外れ、13日には左足を痛めた西浦が登録を抹消され...
-
広島6連勝の立役者 “ポスト新井”会沢が目指す真の常勝球団
V3球団が目を覚ましてきた。 広島は24日、中日戦に快勝。1週間前まで最下位に沈んでいた王者も、気付けばこの日で6連勝。勝率5割も目前(借金2)となった。 開幕から低迷が続くと、精神的支柱としてチームを支えていた新井...
-
育成のカープに異変 タナキク抜けたら“暗黒時代”へ逆戻り
古株の広島OBが、苦笑いを浮かべてこう言う。 「丸や新井が抜けても、あと2年は優勝を狙える。もし、今オフに菊池がポスティングでメジャー挑戦し、来オフに田中がFA権を行使して移籍したとしても、その間に後釜をつくっておけば、勝ち続...
-
広島V逸なら緒方政権今季限り 次期監督候補に金本氏急浮上
セ・リーグ4連覇を目指す王者が開幕からもがいている。 現在6カード連続勝ち越しなし。ここまで連勝は1度もない。勝率・294、52得点、92失点、21失策、チーム打率・210はいずれもリーグワースト。5勝12敗で借金7の最下位...
-
投手陣崩壊…広島“沈没”は2年前のドラフトから始まった
V3チームとは思えない数字が並ぶ。 17日の巨人戦は2点ビハインドの九回に試合をひっくり返した。菊池涼の右越え適時二塁打で同点。さらに2死二塁から石原が決勝の中前適時打を放って劇的な逆転勝ちを収めたものの、5勝12敗の借金7...
-
アンチ巨人希望の星 広島長野よ、もう一度攻め上がれ!
広島・長野久義が打てんなあ。広島ファンのやっかみで、丸はマルでダメだ。長野は広島でチョウノ花よと持ち上げて応援しとるのに、まだ打率1割台だって? ドラフトで日ハムとロッテを蹴散らし、「ボクは巨人ば好いとっト!」(すまん、君が...
-
開幕5カード全負け越し“投壊”広島が再建託す2人の秘密兵器
起死回生の一手はないのか。 4勝11敗、開幕5カードすべてで負け越している広島。投手陣崩壊は深刻で、80失点は12球団ワースト。与四球はセ・リーグ最多の63個だ。 まず、先発の計算が立たない。辛うじて安定感があるのは...
-
泥沼5連敗…広島・鈴木に聞いたチームの現状と4番の自覚
塁に出たのはわずか2人だった。 12日、広島がDeNAに1安打完封負け。連敗は5に膨らみ、両リーグ10敗一番乗りとなった。3連覇を果たした昨季までの強さが嘘のように自慢の打線は沈黙し、かねて課題だった投手陣は崩壊に拍車がかか...
-
最下位広島の起爆剤期待 ドラ1小園早期一軍デビューの条件
王者が迷路に迷い込んでいる。 広島は11日のヤクルト戦も敗れ、マツダスタジアムで2015年6月以来となる3年ぶりの同一カード3連敗となった。先発した岡田が1回3分の0を6四球の大乱調で6失点KO。二回に4連続四球となる押し出...
-
4カード連続負け越し…広島ボロボロの裏に深刻“新井ロス”
「昨年までとは違い、ベンチに覇気がない」 ライバル球団のあるコーチが、広島についてこう指摘した。 10日のヤクルト戦は3―15の大敗。これで4カード連続負け越しとなり、開幕11試合で3勝8敗と苦しんでいる。チーム総得点...
-
借金4で最下位…広島に早くも囁かれる“ポスト緒方”の名前
スタンドのあちこちから厳しいヤジが飛ぶ。 昨季まで圧倒的な勝率を誇った本拠地のマツダスタジアムで2試合連続となる惨敗。ヤクルト打線の餌食にあった先発のジョンソンが3回6失点でKOされると、試合は一方的になった。0―9の完封負...
-
虎投手陣も羨む勝負強さ 広島・鈴木誠也こそが“頼れる4番”
嫌なムードを吹き飛ばしたのは4番の一振りだった。 1点を追う広島は七回表2死一、二塁で鈴木が中越え3点本塁打で逆転。接戦をものにした。 「何とかしたいというところで、しっかりとらえることが出来ました。逆転につながって良...
-
丸が抜け“勝敗負う覚悟” 広島4番・鈴木誠也に三冠王の目
広島の4番・鈴木誠也(24)が好発進だ。 31日の巨人戦で3打数2安打2打点。初回に中前打で先制点を叩き出すと、1点を追う三回には同点犠飛。さらに1点を追う八回には先頭打者として中前打で出塁した。前日の2戦目には巨人先発ヤン...
-
弱点露呈で連続4三振 他球団もニンマリな巨人・丸の攻略法
広島から巨人にFA移籍した丸佳浩(29)が屈辱の4三振発進となった。 29日、11年間所属した古巣との開幕戦に「3番・中堅」で出場。初回1死一塁からハーフスイングで空振り三振に倒れると、四回先頭では外角の変化球を見逃し三振。...