日ハム輝星の一軍デビューは思い出の甲子園か本拠地札幌か

公開日: 更新日:

 もう心配はなさそうだ。

 26日、日本ハム吉田輝星(18)が西武二軍戦に2番手で登板。四回から2イニングを投げ、1安打無失点の好投。最速147キロをマークし、四球はゼロだった。

 17日のDeNA戦はウイルス性胃腸炎によって試合直前に先発を回避したが、21日から練習を再開していた。荒木二軍監督が「良い投球だった。体調を崩した影響はなかった」と評価すれば、加藤投手コーチも「無駄な力みがなく、球の質が良くなっている。フォームのバランスが良く、制球も良かった。新しく取り組むスライダーも良かった」と目を見張った。次回は中6~8日を空けて先発復帰する予定で、これが一軍デビューに向けての最終テストになりそうだ。

 8日のロッテ戦でカット気味に打者の手元で鋭く曲がるスライダーを解禁。ブルペンではツーシームに取り組んでいる。この日は、フォークのような軌道の球も投じた。当初は、ストレートのキレを昨夏の甲子園の状態に戻すため、ほぼ直球のみの投球だったが、ここにきてより実戦的になってきている。日ハムOBが言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…