菊池涼介が証言 広島浮上は4.17G丸弾で“尻に火”がきっかけ

公開日: 更新日:

 広島の連勝は11でストップした。

 26日の巨人戦。同点の八回に巨人・重信に犠飛を許し、接戦を落とした。それでも敵地での首位攻防戦は2勝1敗と勝ち越し。2ゲーム差で首位をキープする。この日も3点差から代打・長野の適時打で一時同点とするなど、負けてなお強しという印象を植え付けた。巨人の原監督は「なかなかすんなりいかないけど、勝ったのは大きい」と3タテを免れ、安堵した様子である。

 それにしても、たった1カ月前は最下位だった広島。浮上のきっかけはあったのか。チームを引っ張る菊池涼介(29)が「あの勝ちはデカかった」と振り返るのが4月17日の巨人戦だ。

 先月の巨人との九州シリーズ2連戦。16日の鹿児島での初戦は守備が乱れ大敗を喫し、借金8、首位巨人との7ゲーム差はいずれもワーストに膨れ上がった。翌日の熊本での第2戦は、八回に広島から巨人へFA移籍した丸に勝ち越し2ランを浴び、最悪のシナリオで敗色濃厚。が、広島打線は九回に3点を奪って大逆転勝ちを収めた。

 2死三塁から起死回生の同点二塁打を放った前出の菊池涼が続ける。

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