広島
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広島羽月 お立ち台で見せた初々しい“坊主頭”の意外な理由
鮮烈なデビューだった。 さる7日の阪神戦、「2番・二塁」で一軍戦に初出場初先発。初めての打席できっちり送りバントを決めると、五回には右中間へ貴重な追加点となる2点適時三塁打を放った。4打数2安打3打点の満点デビュー。ヒーロー...
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藤浪KOああ4連敗…制球難と虎打線貧打の二重苦で遠い白星
白星が遠い。 14日の広島戦で今季4試合目の先発マウンドに立った阪神の藤浪晋太郎(26)が、6回8安打6失点でKOされて4連敗。2018年9月以来となる白星は、またもお預けとなった。 「とはいえ、直近2試合の投球内容は...
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広島がG戦連敗5で止めた…佐々岡監督“秘蔵っ子”が切り札に
広島が巨人戦の連敗を5で止めた。 先発した遠藤淳志(21)が5安打2失点。118球を投げ、無四球の投球でプロ初完投勝利を挙げた。 敵将の巨人・原監督が「差し込まれることが多かった。次はしっかり研究しなきゃいけない」と...
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広島今季6度目の1点差負け…佐々岡“迷采配”で好機生かせず
広島がまた接戦を落とした。 五回には今季初先発の巨人・畠から会沢が頭部に死球を受け、畠は危険球で退場となった。そんな絶好機も佐々岡監督の“迷采配”で生かせない。 1点を追う八回無死一塁。打席にはこの日、本塁打を放ち、...
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コロナ禍で与田監督も?中日監督交代の嬉しくないジンクス
また勝てなかった。 30日の広島戦を引き分けた中日は今季、13勝21敗2分けで借金8の最下位に低迷。チーム打率・247、総得点112はともにリーグ最低。チーム防御率も4・32(同4位)と、投手陣も安定感を欠いている。さらに、...
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広島最下位で「金本監督」待望論 佐々岡采配に批判殺到
「このままチームを任せて本当に大丈夫なのか」 再び最下位に転落した広島周辺では、日増しにそんな声が大きくなっているという。 今季、2016年からリーグ3連覇を達成した緒方前監督からチームを引き継いだ佐々岡真司監督(52...
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広島エース大瀬良が2回33球緊急降板…首脳陣の無策際立つ
16本もの安打を打っても勝てなかった。 広島が24日のDeNA戦でサヨナラ負け。打線の奮起で試合を優位に進めながら、6番手の一岡が1死満塁から満塁本塁打を食らった。2点リードの九回に登板し、3四死球を与える独り相撲。投打の信...
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阪神藤浪にある変化 制球難&満塁被弾でも「復調」の根拠
ライバル球団の関係者によれば、「結果は出なかったが、少しは復活の兆しを見せたのではないか」と言う。 23日の広島戦で、1年ぶりの一軍登板を果たした阪神の藤浪晋太郎(26)のことである。 昨季0勝と苦しんだ右腕は、五回...
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広島・堂林が首位打者独走…侍J稲葉監督には“悩みの種”に
突然変異した「鯉のプリンス」がまた打率を上げた。広島の堂林翔太(28)が、今季初の3番に座った17日のヤクルト戦で5打数4安打の大当たり。打率を・446として、セ・リーグの首位打者を独走している。 高卒3年目の2012年にチ...
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G戸郷 高校時代にその名を轟かせた遠投大会117mの鉄砲肩
15日の広島戦で6回2安打無失点の好投。リーグトップタイの3勝目を挙げた。 高卒2年目以内で開幕ローテーション入りし、開幕から3試合で3勝は、2戦2勝だった桑田真澄を超えて2リーグ制以降では球団初の快挙となった。防御率1・8...
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広島堂林は12球団唯一打率4割 遅咲きプリンス覚醒の秘密
快音が止まらない。 圧倒的な勝率を誇ったマツダスタジアムで、チームが巨人に9年ぶりとなる本拠地3連敗を喫する中、堂林翔太(28)が16日もひとり気を吐いた。四回の4号2ランを含む3打数2安打。打率を・420とし、12球団でた...
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4連敗の巨人がビクつく鬼門マツダS…13連敗の悪夢再び?
嫌な記憶が蘇るのではないか。 4連敗で首位の座をヤクルトに明け渡した巨人にとって、14日からの広島戦は「鬼門」の敵地・マツダスタジアムである。 昨年の同じ時期、7月19日からの3連戦では鈴木誠也にサヨナラ安打を浴びる...
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初の4連敗で首位陥落…“内弁慶”巨人の「屋外球場恐怖症」
巨人が首位から陥落した。 12日のヤクルト戦で初回2死一塁から村上の飛球を左翼・亀井、中堅・丸がお見合い。2人の間にポトリと落ちる間に先制を許した。結局1点差で競り負けただけに、痛恨の失点となった。原監督は「細かいミスは負け...
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巨人は現場とフロント真っ二つ プロ各球団のドラフト戦略
8日、8月10日に開幕する「2020年甲子園高校野球交流試合」の組み合わせが決まった。 出場32校の中でプロ球団が最も注目するのは、昨年春、夏の甲子園で連続4強に入った明石商(兵庫)である。 【写真】この記事の関連写真...
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ジャクソン大麻逮捕の波紋…“身体検査”要厳重で補強二の足
球界に激震が走った。 10日、ロッテの新外国人ジャクソン(32)が大麻取締法違反の容疑で逮捕された。現役助っ人の大麻所持、逮捕は1988年の近鉄・デービス以来となる。 ジャクソンは7日、広島県警による千葉市内の自宅捜...
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サヨナラ満塁弾のヤクルト村上 守備不安払拭で他球団脅威
打った瞬間、ベンチが沸いた。 ヤクルトは5―5の同点で迎えた九回裏、無死満塁の好機に、4番村上宗隆(20)が広島5番手スコットの3球目を左翼席上段に運び劇的なサヨナラ勝ちを決めた。 「満塁で回ってきたので、何とか1点取...
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広島ドラ1森下136球プロ初勝利の裏に監督の親心と救援不安
満面の笑み、というわけにはいかなかった。 広島のドラ1右腕、森下暢仁(22=明大)が28日の中日戦でプロ初勝利。無失点のまま上がった九回のマウンドで1死から3点を失い、完封どころか、完投まで逃しただけに、「終わり方が悪いんで...
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広島・中村奨成は二軍行き…捕手継続か三塁転向かの分岐点
広陵高3年時、夏の甲子園で清原(PL学園)が1985年に樹立した1大会5本塁打を抜く6本塁打の新記録を打ち立てた。そんな地元のスター候補生が、もがいている。 広島の開幕一軍捕手は、正捕手の会沢、高卒4年目の坂倉、40歳のベテ...
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広島誠也vs巨人岡本 両4番の三冠王争いに名伯楽が太鼓判
巨人と広島の4番打者が好調だ。 24日の直接対決の初回、広島の鈴木誠也(25)が、巨人先発メルセデスから先制の2ラン。3打席目には中前打も放ち、3打数2安打2打点の活躍で、巨人に今季初黒星をつけた。 開幕2戦目に満塁...
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巨人が拭えない広島&誠也恐怖症…目下5年連続負け越し中
阪神に3連勝と好スタートを切った巨人が、23日から東京ドームに広島を迎える。 原監督が復帰した昨季、5年ぶりのリーグ優勝こそ果たしたものの、広島には10勝14敗1引き分けと大きく負け越した。 巨人は広島に2014年に...
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デビューは7回無失点 広島ドラ1森下を見守った佐々岡監督
サヨナラ負けで白星はつかなかったが、能力は遺憾なく発揮した。21日、広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)がDeNA戦に先発。速球が自己最速タイの154キロをマークすれば、変化球もキレ、7回4安打無失点。8三振を奪う好投だった。 ...
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広島ドラ1森下暢仁 メッタ打ち“2試合連続KO”で見えた課題
期待のドラ1新人がメッタ打ちにあった。7日のオリックス戦に先発した広島の森下暢仁(22=明大)が9安打6失点で五回途中降板。6三振を奪ったものの、制球が甘く、初回の1死一塁ではロドリゲスに高めに浮いた直球を左中間席中段へ運ばれた。 ...
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虎新助っ人ボーア「右腕から3試合連発」の価値と4番への鍵
新助っ人は「当たり」と言えるのかどうか。 阪神のジャスティン・ボーア(32=右投げ左打ち・前エンゼルス)が、4日の広島戦で3試合連続となる本塁打を右翼へ放った。 試合後の本人はライナーで右翼ポールを直撃する一打に、「...
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広島西川が紅白戦で特大弾…“〆マック”の大食漢はパワー増
広島が29日、6月19日の開幕へ向け、2カ月ぶりの紅白戦を実施した。 「5番・中堅」で出場した西川龍馬(25)は、四回に藤井皓からバックスクリーンへ特大の本塁打。初回には中前へ適時打を放つなど2安打で、存在感を見せつけた。 ...
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広島はなぜ選手が育つ?巨人と相反する球団方針に答えアリ
私の指導者人生で基礎となったのは、ドラフトで指名した生え抜きの選手を育てていくカープでの経験だった。 対照的に資金が豊富な巨人は、FAなどの補強を重視してきた。逆指名制度があった1990年代から2000年代、有望な即戦力選手...
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誠也は好調のシーズン中に…生き残りたければ「変化」しろ
継続、反復が大事だと前に書いた。しかし、何年も続けて結果が出なければ、変えなきゃいけない。プロの選手には、ここまでこれでやってきた、という信念のようなものがある。白紙に戻すのは勇気がいることではある。ただ、伸びない選手ほど変化を嫌う...
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コーチが実績のない若手選手に絶対に言ってはいけない一言
プロ野球の支配下登録選手は1球団70人までと決まっている。球団は毎年、数人を戦力外にして、数人をドラフト会議で補充する。70人の中でやりくりしながら、チームは成り立っている。 それまで在籍していた選手をクビ、あるいは放出して...
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いつミスを叱るか…米マイナー視察で“冷却期間”効果を実感
広島の二軍打撃コーチだった頃、オフに球団からこんな話が舞い込んだ。 「臨時全米スカウトとして米国を回って、いい選手を見つけてきてくれ」 指導者になってから、いつか米国の野球を見て勉強したいと思っていた。そのために妻に貯...
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弱点の原因を見つけ修正…坂本と誠也に共通していた反復力
人を育てるのは時間がかかるものだ。 例えば打つ時に体が前に突っ込んでしまう選手がいる。これを「突っ込むな」と言うだけなら指導とは言わない。 まずは体が前に出てしまう原因を見つけだす。その後は修正する練習法を考える。長...
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指導者として最大の後悔 広島岩本は名球会級の才能だった
私が「名伯楽」などと言ってもらえるのも、携わった選手がうまく育ってくれたおかげ。しかし、全員が思い描いたような結果が残せたわけでは、もちろんない。 名球会に入るような超一流選手にも劣らない才能があったと思う男がいる。 ...