明日号砲の全国男子駅伝でも大会記録更新の期待…厚底シューズでの高速化にどれほど価値が?

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 青学大が10時間41分25秒の大会新記録で2年ぶり7度目の優勝を飾った今年の箱根駅伝

 21日号砲の全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(全国男子駅伝=全7区)も、昨年は長野が2時間17分10秒の大会記録で2連覇を達成した。今年も大会記録の更新が期待されているというのだが、ちょっと待った、だ。

 昨年の大会は3区間で新記録が出ただけでなく、10チームが自らの最高タイムを塗り替えた。その前の2年間はコロナ禍で中止だったが、2020年は優勝した長野から6位の茨城までが大会記録(09年の2時間18分43秒)を上回り、20年は何と26チームが最高タイムを更新している。

 これだけレースが高速化したのは、17年に登場した厚底シューズの普及によるもの。着地時に跳ね返り効果があるカーボンプレートの入ったこのシューズは前方への推進力を生み出すためストライドが伸びる。

 1986年からの4連覇を含む箱根の総合優勝9度(00年大学駅伝3冠)を誇る元順大監督の澤木啓祐氏が言う。

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