駅伝
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佐久長聖が全国高校駅伝「高校最高」2秒更新も“ケニアの壁”厚く…倉敷が「大会新記録」V
全国高校駅伝(京都)の男子(7区間42.195キロ)は、倉敷(岡山)が、2時間1分10秒の大会新記録で、4年ぶり3度目の優勝を果たした。 勝利と大会記録に大きく貢献したのはケニア出身の留学生サムエル・キバティ(2年)だ。3区...
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箱根1区15年ぶり区間新の中大エース吉居大和 マラソン転向のベストタイミングはいつ?
第99回東京箱根間往復大学駅伝(1月2、3日)に向け、前回総合6位の中大が19日に多摩キャンパスで会見を行った。今大会はエースの吉居大和(3年)と弟の駿恭(1年)らを軸に往路優勝と総合3位を目指すという。 兄の大和は今年の箱...
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箱根駅伝で駒大エース田澤廉は「大学駅伝3冠」を置き土産にできるのか
エースの快走で「5校目」となるか。 10月の出雲、11月の全日本を制した駒大は、正月の箱根で同一年度の大学駅伝3冠を目指す。 過去に3冠を達成したのは大東大(1990年)、順大(2000年)、早大(10年)、青学大(...
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箱根駅伝は2強争いへ…3冠目指す駒大と連覇狙う青学大は「保革対立」の図式
箱根駅伝がいつにない熱気に包まれている。駒沢大の大学3冠か、青山学院大の連覇かーー2強争いは堅いだろう。 前回は青学大が3区から抜け出して独走、2位以下に10分の大差をつけた。優勝メンバー7人が残り、全日本大学駅伝でも、岸本...
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野口みずきを育てた名将が全国中学校駅伝に警鐘「成長期の生徒を鶏ガラにしてはいけない」
駅伝シーズン真っ盛りの中、18日には滋賀県の希望が丘文化公園で全国中学駅伝大会が行われる。93年からスタートした今大会は駅伝といっても公道ではなく、芝生の周回コースで女子は5区12キロ(3キロ2人、2キロ3人)、男子6区18キロ(全...
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箱根駅伝「第100回記念大会」の“全国化”は羊頭狗肉…地方の大学に門戸開放のフリ
2023年正月の箱根大学駅伝は、連覇を狙う青学大と大学駅伝3冠を目指す駒大の一騎打ちとみられているが、地方大学の目は早くもその次に向けられている。 箱根駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟(関東学連)は今年6月、24年の第10...
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クイーンズ駅伝5度優勝の元監督が提言 「マラソンと駅伝選手はできるなら分けるべき」
実業団の女子駅伝日本一を決める27日の全日本実業団女子駅伝は、資生堂が2時間12分28秒の大会新記録で16年ぶり2度目の優勝を果たした。 見応えがあったのは最長のエース区間3区(10.9キロ)だ。先頭を走る東京五輪マラソン代...
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駒大エース田沢廉はマラソンで世界に通用するか?全日本駅伝3連覇に貢献も気になる進路
この選手も同じ道をたどるのか。 全日本大学駅伝対校選手権は、駒大が5時間6分47秒の大会新記録で圧勝。3連覇で15度目の優勝を遂げた。10月の出雲駅伝との2冠を達成し、1月の箱根駅伝で「大学3冠」に挑む。 大会記録に...
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立教大が55年ぶりの箱根駅伝出場! 上野裕一郎監督の「大ぼら」に期待
箱根駅伝予選会が15日、東京立川の昭和記念公園で開かれた。3年ぶりに取材規制が解け、報道テントは以前にない混みようだった。 「たかが予選」のハードルは高く、1万メートルで34分以内の公認記録を持つ選手10人以上が参加条件。33...
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大学駅伝シーズン到来! 出雲は駒大が9年ぶりV…関東勢には駅伝が格好の“宣伝”の場
コロナ禍で今年の高校野球は地方大会で強豪校などが早々と姿を消す番狂わせが起きたが、学生3大駅伝の幕開けとなる「出雲全日本大学選抜駅伝競走」(6区=45.1キロ)は、優勝候補筆頭の駒大が波乱なく優勝。2時間8分32秒の大会新記録で、2...
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早大駅伝新監督に花田勝彦氏が就任 低迷名門校に横たわるエリート集団との「格差」
「今は伝統のプレッシャーはあまり感じていません。やるべきことをやれば、結果はついてくると思っています」 2日、早大の競走部の花田勝彦駅伝新監督(50)が都内で就任会見に臨み、決意を述べた。 花田監督は、瀬古利彦氏がヱス...
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女子長距離界の超新星“フワちゃん”を抱える拓大・五十嵐監督のハンパない重圧
また、やってくれた。 コロナ禍で2年ぶりの開催となった今大会。注目は4区(4キロ)を走った群馬の不破聖衣来(18・拓大1年)だ。22位でタスキを受けると、13人抜きの快走で9位まで順位をあげた。12分29秒の時計はこれまでの...
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箱根駅伝も放送局が感動を演出する時代なのか? 中継アナの前振りから即座に監督の叱咤
箱根駅伝中継、選手の後から追い立てる監督車のガナリ声は今年も相変わらず「男を示せ!」だの時代錯誤絶叫もあるにゃあったが、例年と少し違ったと感じる箇所があった。 【写真】この記事の関連写真を見る(38枚) 中継アナが「そ...
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箱根駅伝スター選手の夢をつぶす陸上界の「2大障壁」…“山の神”も大迫もぶち当たった
青学大の圧勝で幕を閉じた今年の箱根駅伝。今年もコロナ禍のため沿道での応援自粛を求められていたが、約60万人が生観戦。テレビの視聴率も世帯平均は27.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、4日のスポーツ紙やテレビで取り上げる青...
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日体大は箱根駅伝2区間で「たすき」つながらず…体育大学が優勝常連校でない不思議
「第98回箱根駅伝」は青山学院大学が2年ぶり6度目の総合優勝を果たしたが、上位10校に入った次回のシード権を獲得した大学もいずれも総合大学だ。出場校唯一の体育大学である日体大は、8区から9区の戸塚中継所に続いて、9区から10区で、たす...
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青学大の箱根総合圧巻V生んだ原監督「言葉のマジック」 4連覇含む総合9度制覇の名将が分析
まさに圧勝劇だった。 往路優勝の青学大は復路も制し、2年ぶり6度目の総合優勝を飾った。10時間43分42秒は2年前の大会記録(10時間45分23秒=青学大)を大幅更新。2位順大に10分51秒差の圧巻Vだった。 【写真】...
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全国高校駅伝はアフリカ人留学生1人だけでは勝てない時代に 日本人がレベルアップ
毎回、外国人留学生の起用が問題になるこの大会。26日に京都で行われた。女子は「助っ人」なしの仙台育英(宮城)が2年ぶり5度目(歴代最多)の優勝を果たした。 男子は3区でケニア人留学生が走った世羅(広島)が2時間1分21秒でゴ...
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箱根駅伝は駒大vs青学大の一騎打ち! 早大OB渡辺康幸氏が“穴校”も含めて大胆解説
今年は駒大の大逆転劇で幕を閉じた箱根駅伝。「戦国駅伝」といわれる2022年は、どんな戦いが繰り広げられるのか。今回も1号車で解説を務めるのは早大OBの渡辺康幸氏(48=住友電工陸上部監督)。大学時代は3度2区を走り区間賞を3度獲得。...
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ある代理人の死…駅伝ケニア留学生の生みの親の功罪を検証すべき
喪中の知らせが届くのはいつもの年末だが、今年は心なしかその数が多いようだ。箱根駅伝の解説者だった碓井哲雄さんが9月に亡くなったことは前に書いた。石井賢治さんが1月に亡くなっていたとは知らなかった。長野県出身の長距離選手で、臼田高校時...
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青学は妙高市、順天堂大は印西市 自治体が箱根駅伝「スポンサー」になった理由を両市に直撃
これまでとは違う「応援団」がつき、カネも入る。 ■今年から解禁 昨年、世界陸連による広告規程が改訂され、今年の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)から各大学のユニホームにスポンサーのロゴを入れられるようになった。 ...
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箱根駅伝まで2週間…「世界陸上」有望選手の故障が心配な日本陸連の複雑胸中
来年1月2日の開幕まで約2週間。スポーツ紙では箱根駅伝に関する記事が多くなってきたが、日本陸連の幹部は心中穏やかではないようだ。 例えば、15年ぶりの総合優勝を狙う順大は、東京五輪男子3000メートル障害で日本人初の7位入賞...
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もうワクワク♥ 早く来い! 来い!箱根駅伝!
(井上梨紗/フリーランス・アナウンサー) エフエム世田谷での「世田谷246ハーフマラソン」の生中継は、例年だと健康マラソン5キロのコースに新宅雅也さんと谷口浩美さんがゲストランナーとして走られ、番組にもゲスト解説として出演して...
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世田谷246ハーフマラソンから「箱根駅伝」が見えてくる!
(井上梨紗/フリーランス・アナウンサー) このコロナ禍でも朝ジョグ、夜ジョグにいそしむジョガーたちは、都心に住んでいる私の周囲でもずっと見かけていた。 「健康維持のため走っているんだね!」なんて思いながらも、「たまにはさ...
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富士通「駅伝優勝旗紛失騒動」に突きつけられた難題…“謝罪行脚”が無意味なワケ
元日に走る選手は、さぞかしバツが悪いことだろう。 全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の優勝旗が所在不明と発表した富士通は16日、平松浩樹執行役員常務が日本実業団陸上競技連合を訪れ謝罪と紛失の経緯を報告した。 同...
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“日本マラソンの父”が嘆く「駅伝王国」の本末転倒 カネ以外に開催時期の弊害
「マラソンの父」は嘆いているはずだ。 数々の名勝負を生んだ福岡国際マラソンが5日、長い歴史に終止符を打った。今大会の誕生は1947(昭和22)年。1912(明治45)年第5回ストックホルム五輪から第7回、8回大会にマラソン代表...
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積水化学がクイーンズ駅伝悲願の初Vも…実業団の本音は「男子ニューイヤーと同日開催を」
「駅伝の優勝にまさるものはない。このメンバーで積水化学の強さを全国に見せられたことがうれしい」 28日、創部25年目の積水化学が悲願の初優勝を遂げ、エースで5区(10キロ)を走った新谷仁美(33)が笑顔でこう言った。 ...
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不破聖衣来に22年世界陸上代表の可能性 東日本女子駅伝でも群馬の逆転Vに貢献
2週間前の全日本大学女子駅伝で異次元の走りを見せた不破聖衣来(拓大1年・18)が、この日は逆転優勝の立役者となった。 群馬のアンカーとしてタスキを受けたときはトップの宮城とは38秒差。5キロすぎで首位に立つとそのまま逃げ切り...
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全日本は駒大連覇も「大学駅伝三冠」が難しい本当の理由 2000年に達成した順大元監督が語る
駒大が、青学大との激戦を制しての連覇で14回目の優勝を決めたが、大会前の注目は10月の出雲全日本大学選抜駅伝に勝った東京国際大だった。伝統校を抑えて初出場の初Vで知名度が上がり、今大会も優勝候補に挙げられていた。3区でトップに立ち、...
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大学女子駅伝で超大物ルーキー! 拓大・不破聖衣来「異次元の走り」と将来性
全日本大学女子駅伝(6区間38.1キロ)は、名城大が2時間2分59秒で史上2校目の5連覇を達成したが、異次元の走りを見せたのが拓大の1年生、不破聖衣来(18)だ。 最長5区(9.2キロ)を任され9位でタスキを受け取ると、各校...
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箱根駅伝の名物解説者・碓井哲雄さんを悼む 歯切れの良さにデータの裏付け
緊急事態宣言が延長また延長で自粛が続き、いつの間にか秋になりそうだ。本来なら大学駅伝の話題で賑わう頃である。 現在のところ、10月10日の出雲駅伝を皮切りに23日に箱根駅伝の予選会、11月7日に全日本大学駅伝が実施されること...