全国女子駅伝の見どころは高校生になったドルーリー朱瑛里の走りっぷり 14日に号砲
ごぼう抜きの再現はあるか。
14日号砲の全国都道府県対抗女子駅伝競争大会
(全国女子駅伝=たけびしスタジアム京都発着=9区間42.195キロ)に、昨年3区(3キロ)で17人抜きを演じ、区間新記録をマークしたドルーリー朱瑛里(しぇり・津山高1年)が今年も「岡山」で出場する。
ドルーリーは昨年8月のインターハイ女子1500メートル決勝で3位に。4分15秒50のタイムは日本記録保持者の田中希実(24)が西脇工(兵庫)時代にマークした高1記録の4分15秒55を更新。昨年の今大会以後、カナダ人の父と日本人の母を持つハーフ美人が見せる圧巻の走りをマスコミは大きく取り上げるようになった。その過熱報道に本人は精神的ダメージを受け、代理人弁護士が過度な取材や報道の自粛を求める声明を出したほどの人気者だ。
全国女子駅伝の主催者は9日、予想オーダーを発表。ドルーリーは2区(4キロ=衣笠校前~烏丸鞍馬口)に入るという見立てだが、正式オーダーの提出は前日の13時30分から14時。それまでは中学生区間の3、8区と最終9区の10キロ以外はどこを走るかわからない。