箱根駅伝は青学大の優勝で幕を閉じたが…出場選手に残された「もう一つの大仕事」
「1強」といわれた駒大を青学大が破り、2年ぶり7度目の優勝で幕を閉じた今年の箱根大学駅伝。箱根路を走った選手たちは合宿や本番の疲れを癒やすため、今ごろ温泉につかっている者もいるかもしれないが、一部の有力選手はのんびりしているわけにはいかない。今年も今月の21日には、全国都道府県対抗男子駅伝競走大会が広島で開催されるからだ。
全国男子駅伝ともいわれるこの大会は、平和記念公園前が発着の全長48キロを7人が襷をつないでいく。レースには、元旦の全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)を走った選手だけでなく、箱根駅伝を沸かせたランナーたちも多数出場する。昨年は、優勝した駒大から2年の篠原倖太朗(千葉3区)に3年安原太陽(滋賀7区)、2位中大から1年吉居駿恭(宮城7区)、2年阿部陽樹(山口7区)、3位青学大から4年近藤幸太郎(愛知7区)、8位創価大から4年の嶋津雄大(東京7区)、11位東京国際大から4年丹所健(神奈川7区)などが参戦。今年も例年通り、箱根駅伝からの“直行組”が大勢いるはずだ。
号砲が鳴る21日といえば、元日のニューイヤー駅伝から中19日。箱根駅伝からも中17~18日しかない。