その他の症状
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リンパ浮腫ではどんなタイプのストッキングを選べばいい?
下肢リンパ浮腫の患者さんに欠かせないのが「弾性ストッキング」の着用です。これは通常のストッキングとは異なり、足を圧迫することを目的に特殊な編み方で作られた医療用のストッキングで、外側から圧を加えることでリンパの滞りを改善し、むくみを...
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健康診断を受けていても人間ドックを受けるべきたった1つの理由
健康診断は、会社員であれば年1回受けることが法律で義務付けられているので、基本的に全額会社負担。会社員でなくても、年1回の特定健診はだいたい数百円で受けられる。そう考えると人間ドックは出費が大きいわけだが、受ける必要ある? ...
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皮膚に現れた「できもの」の正体(2)【粉瘤】悪性ではないが生活に支障が出る
年を取ると体にいろいろとガタが出始める。中でも中高年の男性に多い病気のひとつが「粉瘤」だ。「アテローム」とも呼ばれ、毛穴が詰まることがきっかけで腫れて炎症を起こしていく。いわゆるニキビが大きくなったようなもので、小さいうちはニキビ、...
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皮膚に現れた「できもの」の正体(1)【皮膚線維腫】蚊に刺されてできた黒く硬いしこりが治らない
40代後半の記者は、左腕の皮膚の下にある黒く硬い“しこり”がずっと気になっていた。しこりができたのは、10年ほど前。蚊に刺されたところをしつこくかいていたら、表面は治ったものの、その下に直径1センチ弱のしこりができていた。 ...
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痛みで歩けず片足で自転車をこいで病院へ…俳優の河西健司さん痛風との闘い
長年、役者をしてきましたから、自分の体のことなど考えず、規則正しくない生活を送り、“お祭り気分”で生きてきました。それでも、入院や手術の経験はないので、丈夫な体に生んでくれた両親に感謝ですね。 といっても、74歳ですから、何...
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「ゆらぎ」で疲れない体を手に入れる…自律神経が整えられる
新年度がスタートしてあれこれ忙しい日々が続き、「疲れない体になりたい」と考えたことはないだろうか。そんな人は「ゆらぎ」に注目したい。東京疲労・睡眠クリニック院長の梶本修身氏に詳しく聞いた。 「ゆらぎ」とは、自然に存在する「規則...
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がん手術後から両足がむくむ…何か病気があるのでしょうか?
足がむくむ病気のひとつに「リンパ浮腫」があります。はっきりとした原因が分からない原発性リンパ浮腫と、がんの治療後に起こる続発性リンパ浮腫に分けられ、後者の場合、がんの手術でリンパ節を取り除いたり、抗がん剤や放射線治療によってリンパの...
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糖尿病患者の3割が罹患する「慢性便秘」は命にかかわる病気…死亡リスク20%増との報告も
たかが便秘、大したことない──。そう思っている人は考え方を改めた方がいい。国内外の調査研究で、便秘は寿命に関係することが明らかになり、治療が必要な病気と認識されるようになったからだ。しかも便秘になりやすい病気があり、糖尿病もそのひと...
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脱毛施術の前に知っておきたいこと(2)およそ5回で毛量が半減する
露出が増える季節に向けて脱毛を検討中の人も多いかもしれない。最近は男性の脱毛も当たり前のこととなった。今回は「脱毛する前に知っておきたいこと」を男性専門の医療脱毛専門院「メンズリゼ」総院長の赤塚正洋医師に聞いた。 脱毛スター...
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脱毛施術の前に知っておきたいこと(1)医療か美容か…希望はどっち?
春めいてきたこの頃。薄着の季節になると俄然気になるのが自分の体毛だ。最近は女性、男性、年齢を問わず脱毛をする人が増えている。脱毛を行う前に知っておきたいことを、男性専門の医療脱毛専門院「メンズリゼ」総院長の赤塚正洋医師に聞いた。 ...
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「変形性膝関節症」痛みを抑える新たなメカニズムがわかった
膝が痛くて歩けない。膝の曲げ伸ばしがしづらい──。「変形性膝関節症」は60歳以上の女性の約半数、80歳以上では約8割が発症し、国内の患者数は2500万人と推定されている。消炎鎮痛薬や患部への注入療法など治療法はさまざまだが、副作用の...
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4月に入りなんだか調子が悪い…「春バテ」を解消するなら自律神経をしっかり休ませる
4月に入り、新生活が始まったという人も多いだろう。しかし春は、知らず知らずのうちに疲労やストレスが蓄積して心身にさまざまな不調を来す「春バテ」に見舞われる危険性がある。「東京疲労・睡眠クリニック」院長の梶本修身氏に対策法を聞いた。 ...
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関心高まる「美容医療」~トラブルから身を守る(4)クマ取り治療は価格に惑わされない
実年齢よりも老けて見える。疲れている印象を与える──。“見た目年齢”を大きく左右する目の下のクマで悩んでいる人も多いのではないか。これまでクマ取りといえば下まつげに沿って皮膚を切開し行う方法が主流だったが、近年、主流になりつつあるの...
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関心高まる「美容医療」~トラブルから身を守る(3)PRP療法は混合注入に注意
顔のシワやたるみが気になる──。近年、アンチエイジング目的の美容医療が増え、中でも需要が高まりつつあるのが「PRP療法」だ。自分の血液を用いた治療法で副作用のリスクが少ないとされているが、注意したいポイントもあるという。日本医科大学...
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足に痛みがあるのに病気が見つからない…どうすればいい?
足の痺(しび)れや痛みの症状で病院を受診しても、はっきりとした診断名がつかないケースがあります。高齢者で考えられるのが「足の老化」です。 足の裏にはアーチと呼ばれるクッションがあり、地面に接地し荷重が加わった際の衝撃吸収を担...
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両足とも爪がはがれて…「足の爪」間違った切り方がトラブルを招く
足の爪は、間違った切り方が足のトラブルにつながることもある。素足になることが増える季節を前に専門家に話を聞いた。 ◇ ◇ ◇ 「足の爪の理想的な形は、スクエアオフという形です」 こう言うのは、一般社団法人「...
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関心高まる「美容医療」~トラブルから身を守る(2)豊胸手術には悪性リンパ腫のリスクも
女性に人気のある美容整形のひとつが「豊胸手術」だ。シリコーンバッグの挿入やヒアルロン酸注入、脂肪注入など、手術法はさまざまだが、例えばシリコーンバッグを挿入した場合、長期の経過観察が大切だという。日本医科大学付属病院美容外科・美容後...
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呼びかけに応じない状態でも好きなクラシック音楽が流れると目が輝く
「ごめんなさい、間違えてお渡ししてしまったCDを次回の診療の時に戻していただければとお伝えしましたが、やはり聴いているといないとでは、だいぶ変わるから聴かせたいとご家族がおっしゃっていて、着払いでもいいのでCDを送っていただけませんか...
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関心高まる「美容医療」~トラブルから身を守る(1)美容後遺症外来
近年、美容整形を公表する芸能人が増えたり、さまざまな媒体で大々的な広告が展開されるなど、身近になりつつある「美容医療」。ただ、軽い気持ちで受けた施術が思わぬトラブルを起こし、治療が必要になるケースも少なくないという。日本医科大学付属...
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水原一平氏も陥ったギャンブル依存症は、根源に「1次感情不全」あり…精神科医が指摘
ドジャース・大谷翔平選手の元通訳、水原一平氏が告白したギャンブル依存症。「出来上がってしまった依存症は脳の病気でも、そこに至る病理は『1次感情不全』」と言うのは、東京歯科大学精神科准教授の宗未来医師だ。 「依存症は結果であって...
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強直性脊椎炎と闘うタレントの十條莉緒さん「ドクターを調べ上げて病院を渡り歩いた」
一度診断がついても治療の効果がなくて、最後はいつも「メンタルクリニックへ行ってみてください」と言われ続けてきました。何軒も何軒も病院を変えて、じつに4年の歳月を経て、ついに「強直性脊椎炎」という難病にたどり着きました。 はじ...
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「プラスチック」が動脈硬化を引き起こす? NEJMで研究報告
近年、プラスチック製品の環境破壊が注目され、プラスチックの使用量を減らして環境への悪影響を減らそうという試みが広く行われています。ただ、これは自然などの環境への影響であって、自分の体には関係がないと、そう思っている方が多いと思います...
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ラジオ体操はフレイル対策に効果的!? 日本の研究報告
病気ではないものの、年齢とともに筋力や心身の活力が低下し、介護が必要になりやすい状態を「フレイル(虚弱)」と呼びます。予防するためには、適度な運動や栄養の管理が重要だと考えられてきました。 ラジオ体操は、日本で最も有名な運動...
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高齢になると足がむくみやすくなるのはなぜでしょうか?
両足がむくんで歩きにくい──。新型コロナウイルスが感染拡大した2020年以降、圧倒的に患者数が増えたのが「廃用性浮腫」です。 ふくらはぎにつながるアキレス腱には、腓腹筋とヒラメ筋といった下腿三頭筋と呼ばれる硬い筋肉が付いてい...
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子供のアトピー性皮膚炎(下)生後すぐからの治療でアレルギーの「連鎖」を食い止める
赤ちゃんや子どもの時からアトピー性皮膚炎の治療に積極的に取り組むことの重要性が、専門医を中心に近年、積極的に発信されている。その理由をきいた。 アトピー性皮膚炎の診断基準は3つ。近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授の大塚篤司医...
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子供のアトピー性皮膚炎(上)…生後6カ月から使える新薬が登場
アトピー性皮膚炎の新薬が2018年以降続々と登場し、その効果の高さが注目されている。ただし、小児に使える薬は非常に限られていた。ところが昨年9月、新薬のひとつデュピクセント(一般名:デュピルマブ)が生後6カ月から使えるようになった。...
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水原一平氏がドジャース解雇…アメリカの若い世代をむしばむ「スポーツ賭博依存症」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の通訳、水原一平氏の解雇は、アメリカのスポーツ界に大きな衝撃を与えました。これを書いている時点(日本時間22日13時)では、水原氏がスポーツ賭博にはまっていたという報道がされています。 ...
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会話時間を増やすと肺炎予防につながる? 日本人を対象にした調査結果が学術誌で報告
加齢に伴い、食べ物を胃の中にのみ込む嚥下の機能が低下します。嚥下が適切に行われないために、食べ物が胃の中ではなく、肺に通じる気管に入ってしまうことを「誤嚥」と呼びます。このような状態が繰り返されると、誤嚥性肺炎といわれる肺炎が引き起...
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お尻がしびれる「梨状筋症候群」は2つのストレッチで予防する
お尻に電流が走ったようなピリピリした痛みやしびれがある──。そんな症状で悩んでいたら「梨状筋症候群」(りじょうきんしょうこぐん)かもしれない。とりわけ長時間座りっぱなしの人は注意が必要だという。「整形外科スポーツ・栄養クリニック」理...
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やけどの正しい治し方(4)残った傷痕をいかに改善できるか
やけどを負ったとき、誰もが気になるのは「傷痕が残るのかどうか」だろう。同じように見える小さなやけどなのに、痕が残ったこともあれば、きれいに消えたこともある、という人もいるはずだ。やけどの痕が残るか残らないかはどこに違いがあるのか。 ...