岩井明愛は逃げ切れるのか? 単独首位キープで優勝視野も、怖いタイ勢が虎視眈々
【ホンダLPGAタイランド】第2日
残り2日は厳しい戦いになりそうだ。
初日10アンダーの大爆発でトップに立った岩井明愛(22)。この日もスコアを5つ伸ばし、通算15アンダーで単独首位をキープした。
ビッグスコアの翌日は、「守るゴルフ」になりやすいものだが、岩井は1番(パー5)から見せた。フェアウエーからクリーク(5W)で2オンを狙い、ピン左下6メートルに乗せ2パットバーディー。前半は3つスコアを伸ばし、通算13アンダーでトップのまま後半に入ると、13番パー4で「4つ目」を奪い、257ヤード設定の15番パー4で15アンダーまでスコアを伸ばしホールアウト。WOWOWのインタビューでこう語った。
「いい緊張感の中で回れた。イメージ通りのボールが打てることが多くなってきた。明日はもっと(日本の)ギャラリーの皆さんが来てくれたらうれしい」
前日はショットからパットまで「すべてが上手くいった」という岩井明。大会コースレコードタイの10アンダーは出来過ぎとも言えたが、一夜明けても、「勢い」はそのまま。バーディー数こそ減ったが、2日連続のボギーなし。ピンチは小技でしのぎ2位に2打差で3日目に入る。