電力小売り自由化になって、電力小売り事業に乗り出す企業が増えているが、参入するためには登録申請が必要だし、また顧客にとって魅力的な電気料金メニューをそろえる必要もある。例えば、顧客の実家や一人暮らしの子どものワンルームマンションの料金、あるいは自宅と事務所の料金をセットにするなどの割引を設定すれば、多くの契約が取れる可能性がある。
また、自分が勤務する会社が電力小売りビジネスに参入してその担当になる場合もある。そのとき、必要な手続き、メニューの作り方、他社からのスイッチングの攻略法、料金の請求法など、押さえておくべき10のポイントを紹介するノウハウ本。(日本電気協会新聞部 1800円+税)