「欽ちゃんと撮影で21万円」 日テレT部長が始めた新商売
萩本欽一(72)が大劇場の舞台を引退することで話題になった明治座3月公演「ほめんな ほれんな とめんな」。
3月30日に無事、千秋楽を終えたが、本人いわく「小さな劇場での公演や演出は続ける」とのことなので、完全引退ではないが、そうはいっても最後の欽ちゃんを一目見ようと、連日、多くのファンが駆けつけた。
その休憩時間、意外な光景を目にした。明治座には観劇の記念にとお土産物がずらりと並ぶ「明治座横丁」があるが、その一角で、どこか見覚えのある大柄の男性がチラシを持って、大声で何か叫んでいた。
「欽ちゃんと一緒にビデオ撮りませんか? 本日限定5組さまですよ~」
近づいてみると、あの「電波少年」でおなじみのT部長こと、日本テレビ編成局専門局長の土屋敏男氏だった。トレードマークの金髪が白髪になっていたので、すぐに気が付かなかったのだが……。
現在は日テレの関連会社「LIFE VIDEO」代表取締役社長兼ディレクター。同社は12年7月に設立された「自分史ビデオ」の会社だ。その会社が欽ちゃんの明治座最後の公演限定企画として、欽ちゃんと一緒にビデオに写れる公演限定企画「あなたと欽ちゃんの人生ビデオ」を作成するというもので、パンフレットにもちゃっかりその宣伝が載っていた。