「バイキング」危険水域入り 浮上する大物司会者の名前
フジテレビの“凋落の象徴”として話題になる昼のバラエティー「バイキング」がいよいよ危険水域入り。視聴率が持ち直さず、打ち切りに向けて動き出したという。今後は企画を一新してコテコテのワイドショーを再復活させる意向とも伝えられるが、早くもその人選に注目が集まっている。
「最短で9月、遅くても来年3月いっぱいまでに番組を終了させる方向で調整が始まった。編成サイドはもう少し粘りたかったが、営業サイドがこれ以上支えられないと事実上のギブアップ宣言したようです」(放送関係者)
後番組の司会者だが、現在、名前が浮上しているのがみのもんたや池上彰、三宅裕司、綾小路きみまろといった面々。その理由をフジテレビ関係者が説明する。
「今までのフジではありえない顔ぶれです。というのも、今のテレビ界のキャスチングボートを握っているのはFM3層といわれる50歳以上の男女です。この層を押さえないことには視聴率はアップしない。日テレやテレ朝が絶好調なのはこの層を確実に押さえているからです。みの、池上、きみまろらに頼らざるを得ないのが現実なのです」