マイケルに近づくほど出費…マイコーりょうの駆け出し時代
マイケル・ジャクソンそっくりのルックスとパフォーマンスでブレークしたマイコーりょう。マイケルに似せるためにはお金もかかって貧しい日々が…。
もともとはダンサーをやっていて、一応生活はできていたくらいでした。ダンサーをやめて、マイケルのインパーソネーター(米国ではソックリになりきっている同様の人物を呼ぶ)を始めた頃が一番お金に困りましたね。
髪形を同じにして、衣装も上から下まで揃えるとコストがかかる。世界一のスーパースターなわけですから、安い衣装だとお客さんにもマイケル本人にも申し訳ないし、ステージに現れた瞬間にマイケル本人が現れたようなインパクトを見せたかった。
まず存在感をマイケルに近づけるために、ネットでマイケルの衣装のレプリカが十数万円で出ていたら、お金ないけど「必要だから!」と落札。しかも、「スリラー」とか曲ごとの衣装を揃えたので、お金はバンバン出ていきましたよ。
歌の練習もカラオケボックスの平日お昼のサービスタイムに行ってたけど、その出費も抑えるため、荒川の河川敷でイヤホンで聞きながら歌ってましたね。「フォー!」って、マイケルみたいに歌ってると通行人が寄ってくる(笑い)。だから、なるべく人がいない時間に練習しました。