「女になれば聖子ちゃんに…」 かまだ聖子が語る整形貧乏時代
松田聖子のソックリタレントは多数いるが、ニューハーフは彼女だけ? しかし、変身のおかげで貧乏になったという。
父がバンドマンで昔は歌番組や歌手のバックでトランペット奏者を務めていて、母も音楽をやっていたので音楽一家でした。休みの日にはレコードが一日中流れたり、演奏したり。だから、私は物心ついてから歌ばかり歌ってました。21年前の養成所時代にミュージカルの初舞台に立ったとき、「歌って踊って芝居できる」ミュージカルが大好きになり、オーディションを受けては舞台に立ってました。
物心ついてからもうひとつ好きだったのが男性。私は見た目は普通の男のままで男が好き。つまりゲイでした。でも、20代のころはカミングアウトしたら限られた役しかこない気がして、ヒタ隠しにしていたんです。知っているのは付き合っている彼氏だけ。
チケットノルマを果たせず借金したので、喫茶店とかテレクラの電話受け付けでバイト。水泳の先生もやりましたけど、給料安かったし、モテなかったですよぉ。男ぶっても無意識にナヨナヨしてたから、女性には「男を感じない」と言われてました(笑い)。