「私は視聴率を考えない」 “大御所”黒柳徹子が吐いた正論
「さすが大御所、よく言った」――。5日に都内で開かれたイベントで黒柳徹子(81)が語った一言が話題になっている。
この日のイベントは東和薬品の「ワタシの、センタク」新CMを発表するもの。CMで共演する南こうせつ(65)とのトークショーで、「センタク」に引っ掛けてこうせつが黒柳に「人生の選択は」と問うと、「番組を引き受けるかが大きな選択。視聴率とか言われてますが、私は一切考えない」と軽くジャブ。続けて「私は放送界で一番(視聴率を)考えない人間。これをやったら面白そうとか、見てくださる方はこういうのが好きじゃないかなとか。自分を信じて番組をやってきた」と言い切った。
なにしろ、視聴率によって広告料も番組予算も決まっているのが今のテレビ界。
「経営陣が視聴率に一喜一憂するあまり、現場は冒険できないのです。他局の視聴率のいい番組のパクリが多くなり、出演者もほぼ同じ。結果、視聴者のテレビ離れを招いているという皮肉な現実が起こっているのです」(あるプロデューサー)
大御所、黒柳だからこそ言える正論だ。