「ニッチェ」近藤くみこ 6万円を援助してくれた社長に感謝
若手オンナ芸人「ニッチェ」の細身(?)の方の近藤くみこ(31)。内職で金欠をしのぎ、バイト先の社長から「おもしろい!」と言われ、援助してもらった時期も……。
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上京した時は2人のアニキと3人で下北沢に住んでました。ファミリータイプの3Kだけど、私は家賃払ってなかったから、物置みたいな4畳間に寝てました。
一番お金に困ったのは女芸人を始めた頃。オーディションは通るけど、仕事にはつながらなかった。それでいてバイトに行く時間がほとんどないから、内職みたいな仕事もしてました。ネットの通販会社で、携帯電話や鏡をデコるためのラインストーンなどを、100個ずつ分けて配送するって業務。
それでも、漫才の衣装代や小道具代にお金が消えるから、自由に使えるお金はまったくない。食事は百均で買ったパスタを醤油とマヨネーズだけで食べたりして、いかに安くお腹をいっぱいにするかを考えてた。相方の江上敬子がネタ作りで部屋に来てる時は、500グラムを全部茹でて、それを江上が350グラム食べてましたね。