文芸誌デビュー作は絶賛 作家・押切もえは真剣「直木賞」狙い

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「小説新潮の別冊『yomyom』の太宰治100周年特集でエッセーを執筆いただいた時から、いつか小説をお願いしたいと思っていました。押切さんは書き慣れた方。物語の中盤は主人公の内面だけで書き通し、そして、きちんと読ませる。今回は連作企画の1作目。来年はそれらをまとめた短編集を刊行する予定です。山本周五郎賞、吉川英治文学新人賞、直木三十五賞に選ばれたらうれしいです」(版元の編集担当者)

 すでに押切もえは、次作の執筆に取り掛かっているという。ガングロコギャルの高校生モデルを経て、蛯原友里(35)とセットで“エビもえ”の一大ブームを巻き起こして、はや8年。現在はモデル業に甘んじることなく、ウエディングドレスや高級マンションのプロデュースも手がける。

 元コギャルの直木賞作家はもちろん前代未聞。文壇が一気に活性化しそうだ。

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