若手演歌歌手に“新潮流” 特技や異色経歴で売り込み必死
北島サブちゃんの娘婿で、「紅白」にも5回の出場経験がある演歌歌手・北山たけしがファンとの交流イベントでバリスタに挑戦して話題になっている。バリスタとはコーヒーの専門家のこと。コーヒーが大好きでブラック派という北山は20日、バリスタの衣装に身を包み、慣れないアートラテに挑戦。「難しかったですね」と苦笑いだったが、若手演歌歌手が「歌」という本業以外で話題をあおるのは何も北山に限ったことではない。むしろ、若手演歌歌手の大部分は特技や異色経歴を前面に押し出して売り込みに必死になっている。
■スナック営業はも今は昔
「“特技”がもっとも注目されているのは『人恋酒場』がプチ・ヒットした三山ひろしでしょう。けん玉初段の腕前を生かし、今や間奏に『世界一周』『剣先すべり』などの技を披露するのがお決まりになっている。“異色経歴”でいえば、女性歌手の竹村こずえがいる。元ダンプの運転手という職歴から“ガテン系演歌歌手”として話題をさらっています」(音楽関係者)
若手演歌歌手として確固たる地位を築いているのは氷川きよしぐらい。その氷川に続く人気を誇る山内恵介ですら、まだ名前だけでは不安なようで「イケメン演歌歌手」というキャッチフレーズを付けている。