“泥舟”から脱出!? フジ松尾アナが「早期退職制度」で退社へ
泥舟から脱出か。フジテレビの松尾紀子アナウンサー(55)が今月いっぱいで退社することが、わかった。早期退職制度に応募する形だという。
松尾アナは慶応大から83年、フジに入社。3年後にはニューヨーク特派員に抜擢されるなど、主に報道番組を担当してきた。2児の母親で“ママアナウンサー”の先駆けとしても知られる。教育問題のエキスパートとして特番を担当する一方、アナウンス部専任部長として部下の育成も担当したことがある。アナウンス室の中心的存在だ。
「フジでは52~56歳を対象に早期退職制度があり、松尾アナも年齢的に最後だということで応募したようです。人柄がとても良く、後輩の女子アナからも慕われていました。夫は会社の社長で、港区の超高級マンションに住んでいるお金持ち。辞めても、生活に困るようなことはないでしょう。視聴率低迷でガタガタの社内からは、退社を惜しむ声も上がっています」(フジテレビ関係者)
フジテレビは現在、6月の人事異動で社内が揺れに揺れている。
安藤優子の夫で情報制作局制作担当局長の堤康一氏(56)が、子会社の社長に“左遷”されたり、「東京ラブストーリー」などを手掛けてきた大多亮常務(56)が担務変更されるなど、視聴率低迷の“粛清”人事が敢行された。また、フジ・メディア・ホールディングス(フジHD)社長の太田英昭氏(68)が産経新聞会長に就任することも発表されている。