映画ロケ地で観光客増も…古都・鎌倉は“痛しかゆし”の理由
公開前から話題を独占している一本。映画「海街diary」(是枝裕和監督、13日公開)の大ヒット祈願イベントが9日、鎌倉市内にある長谷寺で行われた。
この日は4姉妹を演じる綾瀬はるか(30)、長澤まさみ(28)、夏帆(23)、広瀬すず(16)が劇中で着用した浴衣姿を披露したのだが、ま~、華やかなこと。超成長株から第一線の女優まで、これだけ豪華な顔ぶれが揃うのも珍しい。
修学旅行生や観光客がコーフン冷めやらぬ様子で声援を送っていたのも、ナットクなのであった。
同作は鎌倉を舞台にひとつ屋根の下で暮らす4姉妹を描いた物語。1年間かけて撮影したこともあり、女優陣はロケ地に並々ならぬ思い入れがあるようで、「私がクランクインしたのはちょうど1年前のアジサイの季節」(綾瀬)と振り返ったり、「昔懐かしい日本の良さと都会的な印象があり、年齢を問わず人々に愛される街」(長澤)と魅力を語っていた。
古都・鎌倉といえば、歴史ある寺院と風光明媚な景色で知られ、「海街――」に限らず、これまで多くの映画やドラマのロケ地として使われている。