「世界陸上」はサニブラウン様々 視聴率で見るTVスポーツ対決

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 台風の影響で猛暑は少し和らいだというのに、テレビでは相変わらず“暑苦しい夏”が続いている。TBSが「世界陸上」、フジテレビも夕方から「W杯女子バレー」、そして深夜には「世界柔道」を放送して、さながら「スポーツ対決」の様相を呈しているからだ。

「中でも注目は『世界陸上』でメーンキャスターを務めている織田裕二(47)です。モノマネのネタにされた影響からか、さすがに得意の“キターーーーッ”は聞かれませんが、相変わらず“ウワァ、ウワァ”とか“ハイハイハイ”という感嘆詞のオンパレード。注目選手の多過ぎた女子100メートルでは紹介に困り、“解説にお願いしようかな”と言い出す始末で、“だったら、あんたは何のために居るの?”と突っ込みどころ満載です。スポーツ実況として見ると腹立たしいが、ビール片手にテレビに向かってブツブツやるには打ってつけの番組です」(テレビ誌ライター)

 フジの「女子バレー」も相変わらずジャニタレがゴッソリで、まるで「歌謡ショー」の雰囲気だ。

 で、気になる視聴率だが――。結果は「世界陸上」の圧勝になっている。「世界柔道」は深夜の時間帯ということもあって1%台がやっと。「女子バレー」も24日のキューバ戦こそ9.3%と伸ばしたが、あとは7~8%台をウロウロしている。そこへいくと「世界陸上」は連日10%超え。男子200メートル予選でボルトとガトリンが走った25日は16.2%、同じく男子200メートル準決勝で16歳の日本人、サニブラウンが登場した26日は18.5%をマーク(数字はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)。

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