テレビ界に激震 古舘「報ステ」降板で飛び交う後任の名前
古舘伊知郎(61)の「報道ステーション」降板表明を受け、さまざまな臆測が飛び交っている。注目の後任を巡ってはテレビ朝日の局アナ、富川悠太(39)が最有力候補とスポーツ紙などが報じているが、「まさに暗闘が繰り広げられている最中では」とある芸能デスクはこう言う。
「まず前身番組の『ニュースステーション』での久米宏から古舘へと続く外部の大物キャスターになる目は消えてないでしょう。池上彰や安藤優子らの名前が取り沙汰されて当然ですし、日テレ系の午後の情報番組『ミヤネ屋』の宮根誠司のように自分から“名乗り”を上げたり、テレ朝の『モーニングショー』から羽鳥慎一を夜に引っ張ってくる可能性もある。出演料や新鮮味、実力などを巡って選定が行われ、候補者は条件などの交渉に躍起だと思います」
いろんな思惑が錯綜、古舘が契約満了を迎える来年3月いっぱいまで発表がずれ込むのではないかという情報もある。
後任選定基準のうち、最優先項目のひとつは間違いなくギャラだろう。テレビ関係者が言う。
「夜9時から11時までの、各局の看板番組が並ぶプライムタイムで、報道番組ですから、制作費もバカにならない。現在は古舘さんの『古舘プロジェクト』が制作も担当しているので、テレ朝の負担は大きい。できることなら社内制作に切り替えてキャスターも自前の局アナと考えて不思議じゃない。制作費だけをみると、久米さんの『オフィス・トゥー・ワン』からの流れを断ち切り、それが浮くとなれば大きい。こうしたギャラ関連のそろばん勘定は厳しく行われるでしょう」