岡田准一 “タブー破り”の同棲はアイドルでなく役者の証し
発覚当初は「不倫」の噂も囁かれたが、恋愛は過程ではなく今の状態。仮に不倫でも成就すれば、「いい夫婦」と言われる人も少なくないのが芸能界である。むしろ、問題は岡田が今も現役の「アイドル」であることだろう。アイドルが結婚を考える時、「人気(仕事)と結婚」をはかりにかける。周囲からは「結婚すれば人気も仕事もなくなるよ」という悪魔の囁きが耳に入り、結婚を断念する。アイドルの宿命でもある。
今の岡田は他の人と違い「アイドルが役者をやっている」とは見られない。立派な役者として誰からも評価されている。「アイドル」という肩書が邪魔なくらいだ。アイドルのタブーと言われる「同棲」は「役者としてやっていける」という岡田のアピールと見る向きもある。結婚でもパパになろうとも、役者として揺るぎない存在になった岡田。誰も反対する余地などないと思うが――。
(ジャーナリスト・二田一比古)