共演者も称賛 木村佳乃「ヤバイ妻」怪演で視聴率V字回復
今年の春ドラマで役者としての評価を一番高めているのは、「僕のヤバイ妻」(フジテレビ系)でヒロインを演じる木村佳乃(40)だろう。
とにかく、夫(伊藤英明)を愛するあまりに狂気じみた振る舞いをする妻役の演技に対して、視聴者からの称賛がすさまじい。オンエア終了直後から、「演技がリアルすぎて本当に怖かった」「控えめにイカれてるのが恐怖」と、木村の演技に驚く感想が押し寄せるのだ。
そんな怪演のせいか、データニュース社の視聴者満足度(5点満点)が回を追うごとに上昇し、第4話ではついに今期全ドラマ中の第1位を記録してしまったのだ。
初回から8.3%、7.7%、6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と下降していた視聴率も、これに引きずられるように第4話で過去最高の8.4%を記録し、接戦を繰り広げていた裏番組の「重版出来!」を抜き去った感がある。
「最近は、現場のスタッフや共演者が、このシーンで木村がどのように演じるのだろうかと楽しみにしているほどです。本番前のテストでの木村の演技を見て、伊藤が“そうやって演じるんですか”と言って噴き出したり、アドリブに感情がこもりすぎていて監督からストップがかかったり。演技者としてノリにノッている感じです」(テレビ関係者)