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河島亜奈睦

1979年大阪出身。故・河島英五の次女。2000年アナム&マキとして「戦え!野良犬」でデビュー。4月に父娘仮想共演も含む2枚組スペシャルアルバム「セルフ・アンド・カバー2016~生きてりゃいいさ~」を発売。

<第1回>歌えと言われかたくなに拒んだ「酒と泪と男と女」

公開日: 更新日:

 学生時代は漫画家に憧れた時期もあり、そのせいか大人になってもディズニーが大好き。ディズニーランドは開園当初から数え切れないくらい家族で行っています。

■あまりに熱中して祖父にギターを壊された

 父は大阪の町工場の5人きょうだいの2番目。中学の時に、5歳年上の姉にギターを買ってもらい、きょうだいであまりに熱中して、祖父にギターを壊されたそうです。

 ボブ・ディランやポール・マッカートニーを聴いて、高校になると音楽室に夜中忍び込み、「レット・イット・ビー」のピアノをマスターしたと聞きました。

 そうなんです、「酒と泪と男と女」は父の作詞作曲ですけれども、いつも「飲んで~飲んで~」とやっていたわけじゃない。

「ホモ・サピエンス」というグループで活動を始めた10代に「支離滅裂派フォーク」と呼ばれていたのが、「酒と泪と男と女」がソロで売れたあたりから、曲のイメージで見られるようになり……。そればっかりになってしまうのが嫌で、あえて歌わないでいた時期もあった。お客さんから「歌えや」と言われても「俺は歌わん」と、かたくなに拒んでいたそうです。

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