心音を録音し心臓疾患を即時に検知するアプリ…開発したのは米ダラス在住の14歳の少年だった!
スマホのマイクで心音を録音しその音をAIが解析することで、心臓疾患を即座に判断するというアプリが開発された。しかも、この革新的なアプリを開発したのが、わずか14歳の少年だと報じられ、二重の驚きの声が上がっている。
心音だけをもとに、わずか7秒で心臓病を検出できるアプリ「サーカディアンAI」を開発したのは、米テキサス州ダラス在住のシッダールト・ナンディアラさん(写真=本人のフェイスブックから)。
すでにテキサス大学ダラス校でコンピューターサイエンスの学士課程を履修中で、米IT大手オラクルと英半導体設計大手ARMから認定を受けた世界最年少のAIプロフェッショナルだ。
サーカディアンAIはすでに米国内で1万5000人以上、インドで700人以上の患者を対象にテストが実施され、96%の精度を記録している。
昨年9月にインドのハイデラバードで開催された「グローバルAIサミット」でも、サーカディアンAIが披露され、医療アクセスが限られた地域での活用可能性が大きく注目を集めた。
シッダールトさんはメディアの取材に、「最先端の医療機器ではないのです。重要なのは誰もが簡単に使えること」と説明し、「医療が行き届きにくい地域での迅速な診断が生死を分ける鍵になる」と強調した。