異様な惨状に防衛策はあるのか…トランプ暴落はこの先どうなる

「狂乱大統領によって、世界経済は混乱の極みだが、庶民に防衛策はあるのか。今後の景気、雇用、物価の行方、振り回される個人投資家の備えなど、専門家はどう見ているのか。ハッキリしているのは石破政権には何も期待できないこと。
◇ ◇ ◇
狂乱大統領によって、世界経済は混乱の極みだ。
トランプ米政権が9日、相互関税の第2弾を発動。5日に導入した10%の一律関税に続く措置だ。貿易が不均衡だとみなす約60カ国・地域に税率を上乗せした。
その結果、世界同時株安の様相である。日本時間の9日夕時点で、独DAXは前日比2.32%安で、英FTSE100は2.25%下落。仏CAC40も2.48%のマイナスだった。
日経平均株価も9日の終値は前日比1298円安の3万1714円。1876円高となった前日から一転して
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り2,770文字/全文3,140文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】