ギャオス内藤が語る 「ビールかけ」の楽しみ方と目立ち方
■コスプレ姿で新聞の1面をゲット
現役時代、一番はじけたのは92年に14年ぶりのリーグ優勝をした時。その前年の91年は11年ぶりの3位・Aクラス。そんな弱いチームが翌年、優勝です。待ちに待った念願のビールかけを経験できて、もう格別でした。
91年シーズンを終えて関根勤さん司会のバラエティー「クイズ!早くイッてよ」に広沢(克実)さんと出演した際、「将来、ビールかけしたい」って言ってたぐらいで正直、縁がないと思っていたんです。ところが、それがいよいよ現実になった。だから、うれしくてうれしくてしょうがなくて。テレビや新聞のカメラマンも大勢来てるし、目立ったもん勝ちだから、童心に帰ってみんなで大はしゃぎしました。
ビールかけの楽しさってまずは達成感。それまでつらい練習に明け暮れて大量の汗を流してきたわけですから。それが報いられたことが実感できる。加えて大の大人が後先考えず我を忘れられる。それ以来、趣味を聞かれたら一も二もなく「ビールかけ」と答えています。これに勝る面白いものはないですよ。