ついに歌番組司会に復活 太川陽介が耐えた“日陰生活30年”
〈20歳の若さで人気が落ちていくのを感じた。(中略)30歳を前に仕事がなくなり、恋人に振られるというどん底も経験したが、舞台への出演で吹っ切れ、「そこから気持ちが変わって、やっと自信がついた」という〉
逆に、この間の藤吉の活躍ぶりを見てみると、99年にスタートした「温泉へ行こう」(TBS系)が当たり、シーズンを5まで伸ばしている。もちろん、他のドラマへの出演も数知れず。家庭内でも肩身の狭さを感じていたに違いない。
復活ののろしとなったのは07年から始まった前出の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」(テレビ東京系)。漫画家・蛭子能収との軽妙トークが話題の人気番組だが、そこから歌番組の司会に返り咲くまでさらに9年かかっている。12月9日にはデビュー40周年記念コンサートも開催する太川。30年ぶりの陽光はさぞまぶしいことだろう。