グラミー賞も? 「ピコ太郎」を笑えないピース綾部の渡米
お笑いタレントの古坂大魔王(43)扮する「ピコ太郎」の勢いが止まらない。
パフォーマンス楽曲「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」が8月25日にユーチューブにアップされると、瞬く間に世界中に拡散。累計の動画再生回数3億回超という驚異の数字を叩き出している。
しかも、10月29日付の米ビルボードソングチャートに、日本人としては松田聖子以来、26年ぶりにチャートイン。今年の紅白の“目玉”となるのは確実で、「グラミー賞も狙える」なんて声も出てきた。日本でも幼い子供たちがあちこちで「アイ・ハブ・ア・ペン」と口ずさむなど、もはや社会現象になっている。
ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこう言う。
「欧米のスターが面白い動画を見つけてそれをSNSなどで紹介し、人気に火がつくパターン。12年にヒットした『江南スタイル』と同じです。今回はアイドル歌手のジャスティン・ビーバーが紹介した。それがネットメディアを通じて“一夜にして”大ブレークした格好です。歌詞の中に『パ』などの半濁音や『ッ』の促音が入るのは、小島よしおのギャグと同じで、子供にも非常にウケがいいんです」