「逃げ恥」で大ブレーク 星野源“天は三物”に事務所の戦略
星野が引っ張りだこなのは、ギャラの安さも一因だろう。
「俳優としてのキャリアが浅いため『逃げ恥』は1本120万円~。新垣が170万円~だからその差は大きい。秀忠役で出ている大河ドラマ『真田丸』は20万円~の駆け出しクラスです」(ドラマ関係者)
「逃げ恥」で大きく名前を知られるようになった星野だが、原点は中学・高校時代に始めたバンド活動。2000年にはインストゥルメンタルバンドSAKEROCKを結成して、その後、アルバム「ばかのうた」でソロデビューし、ジワジワと人気が出た。昨年の4thアルバム「YELLOW DANCER」はオリコン週間ランキング1位も獲得。ちなみに、音楽活動は福山雅治と同じアミューズ所属で、2年連続で「紅白歌合戦」に出場する。
さらに星野のもう一つの顔は“作家”。「蘇える変態」「働く男」「そして生活はつづく」「星野源雑談集1」など相次いでベストセラーを出している。文学界でも注目されていて、近い将来、芥川賞か直木賞を取る可能性もある。
天は三物を与えた――最強タレントの誕生か。