セカオワsaori デビュー小説「ふたご」が直木賞候補に
第158回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が20日付で発表され、人気バンド「SEKAI NO OWARI(略称セカオワ)」のSaoriとして活動する藤崎彩織さん(31=顔写真)のデビュー小説「ふたご」が直木賞候補となった。
候補作「ふたご」は、セカオワのメンバーをほうふつとさせる登場人物らがバンドを結成する過程を描いた作品。発表を受け、藤崎さんは「驚きのあまり言葉を失ってしまいました。苦しみながら作品に向き合ってきたので、伝統ある賞のノミネートという喜びを、これからゆっくりとかみしめたい」とのコメントを発表した。
選考会は来年1月16日午後5時から東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれる。