全米バカ受け 立ち往生のトラック救った“雪の女王”の正体
13日夜、暴風雪に見舞われた米ボストンはサウス・エンドでのこと。パブ「ザ・ギャロウズ」で雪がやむのを待っていたクリス・ハインズさんは、一杯やりながら窓の外を眺めていた。すると、警察のトラックが店の前で積雪にはまって動けなくなった。
どこからか現れたのが、アニメ映画「アナと雪の女王」の王女エルサのドレスで女装した男性。その“エルサ”は全力で後ろからトラックを押し、ついに立ち往生から助け出してしまった。
このシュール過ぎる光景の一部始終を録画したハインズさん、動画をフェイスブックに投稿したところ、バカ受け! ネット上はもちろん、米誌ピープルなどが取り上げたため、すさまじい勢いで拡散した。日本時間の15日正午(現地時間14日午後11時)現在で、再生回数は520万回を超えている。
ところで女装の“エルサ”は誰なのか?
14日付のピープル(電子版)によると、正体は弁護士のジェイソン・トリプレットさん(37)。何でも昨年、「雪の日にエルサのドレスを着て、アニメみたいに長い裾をヒラヒラさせて、それを撮影したらみんなにバカ受けするだろうな」と考え、ドレスを購入。そしてこの日、エルサの格好をして現場近くで友人に動画を撮ってもらっている時に、警察車両のトラブルに気づき、駆けつけたのだという。