AKB総選挙1位でも 松井珠理奈に課せられる“ヒールの宿命”
AKB総選挙は松井珠理奈(21/SKE)の勝利に終わったが、余波はまだ続いている。3位の宮脇咲良(20/HKT)が総選挙後の1位から16位までの選抜メンバー集合撮影に現れなかった。この件について、松井が宮脇のダンスに対する姿勢について指摘したことが原因と一部報道された。一方の松井も19日に地元・名古屋で予定されていた「松井珠理奈生誕祭」を体調不良のため延期と話題に事欠かない。
現場を取材したアイドル評論家の北川昌弘氏は「プレッシャーが大きかったのは松井さんも同じ。選挙前のコンサート中に倒れたのは“絶対に1位をとらなければ”という気負いがあったからで、ダメージは双方にあったといえる。とはいえ、『ヒール・松井VSベビーフェース・宮脇』というドラマ『豆腐プロレス』の構図が今後を盛り上げていくのではないでしょうか」と分析する。
松井はSKEの1期生で、11歳から総選挙に10回連続出場、10回連続で選抜メンバー入りしている極めてまれな存在。ダンスに注力しているSKE育ちの松井なら、宮脇にそんな厳しい意見を言うのも想像に難くない。