日テレ「PON!」打ち切り リストラされるタレント陣の悲劇
視聴率3冠王が危ぶまれる日本テレビが、ついに“病巣”にメスを入れる決断を下した。10月の秋改編で、月~木曜午前の帯番組「PON!」(10時25分~)の打ち切りを発表。10年3月のスタートから8年半続いた番組だが、横並びの「ひるおび!」(TBS系)、「ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)、「ノンストップ!」(フジテレビ系)に客をとられ、“万年視聴率4位”に甘んじているとなれば致し方あるまい。
だが、レギュラー陣は恐々としていることだろう。月・火・木曜のMCを担当するビビる大木(43)はPON!が終了すると、残りのレギュラーは東海ローカルの情報バラエティーと、テレビ東京の数本のみとなる。水・木曜担当MCのますだおかだ岡田圭右(49)もBSフジのクイズ番組と、CBCテレビ(名古屋)制作の「ゴゴスマ」(火曜出演)オンリーに。まあ、そもそも「ビビる大木は前身の『ラジかる!!』のMCが中山秀征だったことから、同じ事務所のナベプロ枠での起用。ラジかるからスライド起用の岡田にしても、松竹芸能の後輩のバーター出演が多かった」(日テレ関係者)というからお手軽感が否めない。